ルパンより城内の見取り図を受け取り、かつてのルパンと同じくローマ水道を伝って城内に潜入します。ところが給水塔には銭形警部の姿が。爆弾テロ事件発生を受けて、彼も捜査に参加しているようです。
慎重に先へ進むと、中庭で一足先に潜入していた次元と五右ェ門に遭遇します。以前ゴート札を製造していた地下工房の調査へ向かう2人とは一旦別れ、いよいよ城内に侵入。そして遂に3階のクラリスの部屋へと到達します。
「こんな夜更けにどなたですか?」 「――ドロボウです」
ルパンから預った手紙をクラリスに渡し、城内に不穏な動き、すなわちジョドーが陰謀を企てていることも伝えます。すると今度はクラリスから、ジョドーの陰謀の正体を突き止めて欲しいとの依頼を受けます。
クラリスと別れ、城内を探索していた主人公は不二子と出会います。彼女もまた以前と同じ様に召使いとして城内に入り込んでいました。不二子の話によれば、どうやらジョドーの目的はカリオストロ城の真の宝を探し出す事にあるようです。その真の宝とは湖底から現れたローマ遺跡ではなく、「賢者の石」と呼ばれるものであり、いかなる願いも叶う万能の秘石だとか。不二子もそのお宝を狙っており、宝そのものに興味のない主人公と一時共同戦線を張ることになりました。 |