厳しい環境ながらも一応の平和を保っていたアスガルドですが、突如状況が変化します。ヒルダが何者かによって「ニーベルンゲン・リング(黄金の指輪)」をはめられてしまい、それを機に
彼女の人格が豹変します。
優しい微笑を湛え、民衆から愛される地上代行者は姿を消し、地上支配を目論む非情な野心家へと変貌したヒルダ。神闘衣(ゴッドローブ)を7人の戦士に与え
ると、彼らを伝説の神闘士(ゴッドウォーリアー)として従え、手始めに聖域に神闘士を送り込んで挑戦状を叩きつけます。
一方で、ヒルダが代行者業務を放棄したため、徐々に氷山の融解が始まり、地上は水没の危機を迎えます。
極北の異変を知った城戸沙織(アテナ)は、まだ十二宮での戦いを終えたばかりの星矢達を引き連れ、アスガルドへと乗り込みました。 |