遥かなるアスガルド  【聖闘士星矢 黄金の指輪篇】

W.あの人達の戦績

 主人公・星矢を含む5人の青銅聖闘士は、アスガルドでいかに戦ったのでしょうか。ここでは5人の戦いの簡単な経緯と、対神闘士との戦績を紹介します。
 勝敗の判定は、敵の命を奪ったかどうかに係わらず、敵前で気絶あるいは戦意喪失して戦闘不能となった時点で敗北とみなします。

 

【ペガサス星矢】・・・2勝1敗
 初戦「vs.トール」は、何度も大技を食らいましたが、新生聖衣にも助けられつつこれを撃破。第2戦「vs.アルベリッヒ」は、魔鈴を人質に取られたせいもあり、必殺技に精彩を欠いて敗北。最終戦「vs.ジークフリート」は、苦戦しながらも仲間のチームプレイに助けられて、一応の勝利を収めています。

 原作同様、全員の先鋒となってまず初戦を戦っています。また神闘士戦以外でも、オーディンローブを纏ってヒルダを邪悪から解き放つという大任を果たしました。

 トータルで勝ち越して主人公の面目を保ちました。実はアスガルドに先駆けて、城戸邸でシドと一戦交えていますが、この時は引き分けの形で終わっています。

 

【ドラゴン紫龍】・・・2勝1敗
 初戦「vs.フェンリル」は、一時的に視力を失いながらも辛うじて撃破。第2戦「vs.アルベリッヒ」は、星矢達のピンチを救う形での途中参戦。かなりのダメージを受けましたが、老師の教えも効いて倒すことに成功し、これで2連勝です。
 最終戦「vs.ジークフリート」は、星矢のかませ犬になることが規定路線ながらも、ジークフリートの致命的弱点を見破るなど、活躍の場を与えられつつ惜しくも敗退しました。

 肉体美を晒け出して戦うスタイルは、極寒のアスガルド編でも健在です。アルベリッヒ戦では、結果として師弟2代にわたり勝利を収めることになりました。

 

【キグナス氷河】・・・1勝3敗
 初戦「vs.トール」は、ダイヤモンドダストを破られただけでなく、ミョルニルハンマーを食らい、瞬共々気絶して敗北。第2戦「vs.ハーゲン」は、不利な地形に誘い込まれ、満身創痍になりながらも単独でこれを撃破して初勝利。
 しかし第3戦「vs.アルベリッヒ」は、またも敵の有利な地形で戦うことになり、奥義をモロに食らって気絶し敗北。最終戦「vs.ジークフリート」は、辿り着いた時点で既に身体がボロボロだったせいもあり、なすすべなく敗退しました。

 本編では極寒の地が舞台のため、シベリア育ちの氷河の独壇場かと思いきや、敵もまた寒さに強い連中ばかりで、戦いではほとんど良い所がありませんでした。

 

【アンドロメダ瞬】・・・1勝3敗
 初戦「vs.トール」は、ミョルニルハンマーを食らって、氷河共々気絶してあっさり敗北。第2戦「vs.ミーメ」は、ネビュラチェーンも通用せず、奥義ネビュラストームも破られ、さらに精神面でも追い詰められて完敗。
 第3戦「vs.シド」は、シドの奥義をネビュラストームで打ち破ってようやく勝利を飾ります。これは5人の中で最も遅い初勝利。しかし最終戦「vs.ジークフリート」は、ローリングディフェンスを破られて敗退しました。

 生身での戦いなら最強クラスの瞬ですが、アスガルド編では結果として一輝の引き立て役のポジションしか与えられていませんでした。

 

【フェニックス一輝】・・・2勝1敗
 初戦「vs.ミーメ」は、瞬の窮地に駆け付けた途中参戦で、最後は生身で打ち合うほどの激しい戦いとなりました。ほぼ相打ちの勝負でしたが、後に意識を取り戻して勝利が確定します。第2戦「vs.バド」も、前戦同様瞬のピンチに駆け付けます。敵にとどめこそ刺しませんでしたが、ここでも勝利を収めて2連勝。
 無敗のまま臨んだ最終戦「vs.ジークフリート」ですが、紫龍と同じくやはり星矢のかませ犬のポジションからは逃れられず、無念の敗北を喫しています。

 初戦ミーメ、第2戦バドと、複雑な事情をもった敵との戦いが続きましたが、最後にはキッチリ改心させており、鳳凰幻魔拳を有効活用しました。