高校入学直後、達也が高等部の野球部に入部するかどうかで悩むシーンがあります。原作では達也の才能に閃きを感じた、一学年上の野球部マネージャーであり監督の娘の「西尾佐知子」が入部を熱烈にプッシュします。
ところが映画版では当該女性は「児島悠子」と姓名を変え、なおかつ女教師として登場します。そのため、当然ながらキャプテン黒木とのロマンスは全くありません。
他にここまで大きなキャラの変更は見当たりません。しかし時間(93分)の都合からか、原作以上に達也・和也・南の3人のみに焦点を絞った構成であるため、他のサブキャラ、特に野球部員は背景に等しい存在となっています。
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